鎌足桜が本店敷地内に植樹されました
2018年02月19日
平成30年2月9日、本店(木更津市潮見3-3)敷地内にて鎌足桜植樹式が行われ、木更津市指定文化財「鎌足桜」の保存活動を行っている木更津市鎌足桜保存会より寄贈頂いた2本の苗木を植樹しました。
当日は同保存会会長 久良知篤史木更津市副市長様はじめ同会役員様10名と、当組合においては宮澤義夫理事長はじめ役職員20名が出席致しました。
また、鎌足桜の保存活動に役立てていただくことを目的として、同保存会に寄付金の贈呈を致しました。
植樹作業は宮澤理事長が「お清め」を行った後、スコップで土をかけ、冠水を行い、無事生長を祈念しました。植樹された2本のうち1本(道路から見て右側)は、祖株からバイオで育てられた46本のうちの1本で貴重なものです。もう1本は接ぎ木で育てられたもので、共に3メートル超の枝を四方に広げた逞しい苗木です。
鎌足桜は淡桃白色の八重桜で、4月中旬から下旬にかけて開花します。大化改新の功臣藤原鎌足が高倉観音(坂東第三十番札所高蔵寺)にお礼参りのおり、桜の杖を挿して旅装束を着替えたとのこと。この挿した杖がそのまま根付いて桜の木となり、里人たちはこの桜を「鎌足桜」と名付けたと伝わっています。高倉観音の本堂裏に移植されている祖株は平成17年2月に木更津市指定文化財に指定されています。
今後も、地域貢献活動の一環として、来店者など多くの人々に観賞して頂けるように「鎌足桜」を大切に育てて参ります。本店にお越しの際はぜひ「鎌足桜」をご覧下さい。店外ATM付近に植えられています。